
解体も無事に終わり、躯体のみとなりました。
この建物は平成初期に完成したものです。
外壁のALCのクラックや、雨水のの侵入等を除けば築20年以上の経過を思わせない状態。
しかしながら、間仕切りを取り除くとこんなにも広かったのか。というのが解体後一番の感想。
この日は(9月中旬)、墨出しを兼ねて現地調査を行いましたが、屋根温度は50℃近くもあり、
今後計画を進めて行く上で、意匠も含め断熱や構造の検討も十分にしていく必要性あり。
調査後半は建築当初に出されたヨリ墨から、今回計画の墨を新たに出して行くという作業。
先代、先先代の施工を引継いで私が行うという貴重な時間。
また今回の計画では、この建物に経度を落とす作業がとても重要になってきます。